2011年度 事業実績

2011年
5月20日(金)

町民公開講座
【第一部】ガーデニング「寄せ植え教室」
【第二部】介護予防体操・ハンドマッサージ・ネイルケア・脳トレ
【会場】地域生活支援センターふれ愛の郷 上川郡東川町進化台
【講師】オフィスグリーンサム 山本 裕美 氏
【参加者】63名

ガーデニング講座も今回で5回目となりました。色とりどりのお花で、
ポットへの寄せ植えを教わりました。午後からは、北海道環境福祉
専門学校の学生との交流で、地域の皆さんと一緒に介護予防体操
をはじめ、ハンドマッサージとネイルケア、脳トレで楽しみました。
2011年
6月 7日(火)
6月13日(月)

14:50〜16:20
認知症サポーター養成講座 【会場】札幌福祉専門学校・講堂 札幌市東区北5条東8丁目
【講師】東区第一地域包括支援センター センター長 鈴木 信博 氏
【参加者】146名

認知症の基礎的なお話の後、スーパーのレジ風景を設定し、参加者が
店員、地域の方、認知症の方など、それぞれの役を演じ、対応の仕方
などを学び、認知症の人や家族のサポート、応援団として活動していく
ことを確認しました。参加者からはサポーターとして今後応援を続けて
いきたいなどの感想がありました。
2011年
7月9日(土)
町民公開講座
陶芸教室
〜自分だけのオリジナル皿づくり〜
【会場】地域生活支援センターふれ愛の郷 上川郡東川町進化台
【講師】理創夢工房 陶芸家 滝本 宣博 先生
【参加者】19名

地元、東川町の陶芸家、滝本氏に講師をお願いし、5回目となる陶芸
教室を開催。主に地域の方々と学生の皆さんの参加であったが、皆さん
今回も作品の出来栄えに満足し帰宅していただくことが出来ました。
年に1回、定期的に開催をしています。
2011年
9月12日(月)

13:10〜14:40
楽しい人間関係を築くコミュニケーション 【会場】札幌福祉専門学校・講堂 札幌市東区北5条東8丁目
【講師】azur代表・コーチングoffice友歩認定コーチ 仁部 明江 氏
【参加者】88名

人と関わるうえで大切なコミュニケーション。一方通行ではない双方向の
コミュニケーションを、コーチングのワークを取り入りれながら学びました。
ポジティブとネガティブ、両方の姿勢で聞くことで分かった傾聴の意味や、
応援と否定の言葉の持つ力の不思議を、ペアリングやグループになりな
がら実体験・実感をすることが出来、会場内は驚きの声や笑い声に溢れ
ました。人とのコミュニケーションの在り方を再認識し、日常に生かすヒン
トを得ることが出来ました。
2011年
10月26日(水)

13:00〜16:30
セミナー 現代の社会福祉問題を考える
Part 2
「高齢者・障がい者の触法問題と福祉的支援について」

第一部 基調講演「高齢者・障がい者の
      触法問題を考える」
第二部 シンポジュウム「高齢者・障がい
      者の触法問題と福祉的支援につ
      いて」
【会場】旭川建設労働者福祉センター 3Fサン・アザレアホール
     旭川市6条4丁目
【基調講演】ななかまど法律事務所 弁護士 菅沼 和歌子 氏
【シンボジュウム】
コーディネーター:社会福祉法人しべつ福祉会
            障がい者支援施設つくも学園総合施設長 石井 隆 氏
シンポジスト:北海道社会福祉協議会北海道地域生活定着支援札幌
         センター
         所長 野村 宏 氏
         旭川刑務所処遇部企画部門 社会福祉士 清水 明日香 氏
         社会福祉法人明和会 アクティブねっとわーく
         エリアマネージャー 小玉 博崇 氏
【参加者】115名

社会に適応できないなどの理由で罪を犯したり、刑務所出所後に犯罪を
繰り返す高齢者や障がい者への支援をどのようにしたら良いかを弁護士・
福祉施設・刑務所・支援機関などのそれぞれの立場からの実態や実情が
報告され、参加者との熱心な意見交換もされた。刑務所のあり方や司法
機関への福祉的視点、地域生活定着支援センターの活動、周りの市民の
理解など、様々な問題が浮き彫りになったセミナーであった。参加者からは、
具体的な事例を取り入れたPart3を開催して欲しいとの意見もありました。
今回のセミナーを市民の方に認識していただき、大きな成果になった。
2011年
11月2日(水)

14:50〜16:20
盲導犬と福祉の世界 【会場】札幌福祉専門学校・講堂 札幌市東区北5条東8丁目
【講師】北海道盲導犬協会 指導部長 加藤 淳一 氏
【参加者】93名

盲導犬は一ヵ月半母親と暮らしてから、1年間派ピーウォーカーの所で
生活し、訓練所へ来て、盲導犬に向いているか訓練を七ヶ月し、盲導犬
となる。雪のある地域又は雪がない地域など、都道府県によって訓練の
違いがある。盲導犬の訓練には訓練士・指導員が関わるなど、基本的な
日常での訓練のお話を聞く。参加者が目隠しをして、盲導犬に誘導されな
がら信号待ちや地下鉄に乗車した時などの体験を実際に行った。最初は
怖かったが、案内をされると安心感に変わった。盲導犬の凄さが分かった
など、参加者から盲導犬の普及の大切さを認識したと声があがった。
2011年
11月17日(木)

11:00〜12:30
アメリカと日本 【会場】札幌福祉専門学校・講堂 札幌市東区北5条東8丁目
【講師】札幌市国際交流員 ハイディ・フェルダー 氏
【参加者】86名

学校の仕組みやドラッグストア、医療保険制度の体制など、アメリカ各州
での違いや現状、日本との違いをお話してくださいました。参加者も、日本
がどのように見られているのか、また、日本とアメリカとの違いなどを自ら
確認をするように、先生のお話に聞き入っていました。
2011年
11月25日(金)

13:00〜16:30
福祉のまちづくりセミナー2011 Part2
〜みんなが安心して生活するために〜

第一部 講演「これからの福祉のまちづくりを
      考える」
      事業報告「福祉のまちづくりに関す       る事業のあらまし」
第二部 活動発表「地域は変わる、私たちの
      人にやさしい支援活動」
【会場】旭川市障害者福祉センターおぴった 2F会議室
     旭川市宮前通4155番地30
【講演】北翔大学大学院 人間福祉学研究科教授・北海道福祉まちづくり
     コンクール 審査委員長 佐藤 克之 氏
【事業報告】北海道保健福祉部福祉局 福祉援護課福祉基盤グループ
     主査(福祉環境) 中瀬 久美子 氏
【活動発表】旭タクシー株式会社、車いす紅蓮隊、株式会社テイクケアライフ、
     株式会社匠工芸

佐藤先生からは、これからの少子高齢化社会に対応する住まい、まちづくり
の在り方を具体的に解かりやすくお話を頂き、ユニバーサルデザインの視点
の大切さを痛感いたしました。北海道福祉のまちづくりコンクール、活動部門
・福祉用具部門受賞団体の皆さんによる活動内容等の発表があり、参加者
は地域に密着した活動報告に熱心に聞き入っていた。参加者からの質疑応
答等もあり、皆さんからは、このようなセミナーを今後も継続して欲しいとの
意見も数多くいただいた。
2011年
12月15日(木)

11:00〜12:30
あなたにもできる傾聴ボランティア 【会場】札幌福祉専門学校・講堂 札幌市東区北5条東8丁目
【講師】札幌市ボランティアセンター運営委員会 委員長 川本 俊憲 氏
【参加者】87名

優しい目線や笑顔、言葉遣い、聞き役として話を聞く際の配慮、何ができる
のか災害に伴う配慮、社会生活の際の配慮などを、具体的な事例を示して
お話をしてくださいました。特に、家族のコミュニケーションもさることながら、
高齢者や障がい者の方々、心に悩みを持っている人たちとのコミュニケー
ションをどのように作っていくかも大切である。この傾聴は、相手の良さや
生きがい感をも引き出し、安心感をもたらすものである。会場の参加者は、
先生のお話に納得して頷くなど熱心に聞き入っていました。
2011年
12月21日(水)

14:00〜16:00
地域文化伝承指導員交流会
〜感謝の集い〜
【会場】札幌福祉専門学校・講堂 札幌市東区北5条東8丁目
【参加者】62名

特技や一芸をもって地域文化伝承指導員として登録をされている皆様に
お集まりいただき、今年一年の感謝をこめて交流会を開催いたしました。
今年度新たに指導員として登録された方は24名。その方達も加わり、
お互いの自己紹介や一芸披露などで親睦を深め合いました。
また来年も皆様に沢山の活躍の場があり、友好の輪が広がっていくこと
を願っています。
2011年
12月23日(金)

10:00〜14:00
ふれ愛おやこフェスティバル
〜冬休みだよ 全員集合!〜
【会場】環境福祉総合センター 札幌市東区北5条東8丁目
【共催】学校法人北工学園 札幌福祉専門学校
     NPO法人 ツルハ医療・介護サービス協会
【後援】札幌市教育委員会
     NPO法人 北海道ソーシャルワーカー協会
【協力】絵てがみの会、革工芸ぽこあーと、サークル向日葵、宝樹の会、
     NPO法人ユニコーン、色彩ボランティアの会カラフルライフ、
     ゆう愛陶芸倶楽部、歯科衛生士ボランティア雅の会

冬休みとクリスマスに合わせて、親子・家族を対象にしたイベントを開催。
冬休みの自由研究や課題作品づくりのも対応できる物づくりや、親子で
楽しむことのできるクリスマス工作や昔あそび、日頃頑張っているお父さ
んとお母さん達に向けての癒しや健康情報提供、障がいをもたれている
方達が製作をしたクリスマス雑貨マーケットなど、子どもから大人まで
一緒に学んで遊んだ楽しい一日となりました。地域のみなさんや学生さん
達がイベントボランティアとして参加してくださり、異世代交流をはかる
ことも出来ました。
2012年
2月1日(水)

11:00〜12:30
誰かがあなたを狙っている!問題商法 【会場】札幌福祉専門学校・講堂 札幌市東区北5条東8丁目
【講師】札幌市消費者センター 啓発指導員 佐野 律子 氏
【参加者】81名

通信販売、賃貸アパート、キャッチセールスマン、スマートフォン契約などの
事例を通して、若者がだまされる手口をお話してくださいました。相手は販売
目的を隠す、長時間の誘導、不確実な状況を確実であるかのように思わせる
など、手口が巧妙化してきているので注意をして欲しい。不実告知や監禁
などにより、意思決定が妨げられての契約は無効となり、クーリングオフ
など、消費者契約法で取り消しが出来る。参加者は実例でのやり取りを、
身近な問題として受け止めていた。
2012年
2月7日(火)

9:20〜10:50
「障がい」についてもう一度考えよう 【会場】札幌福祉専門学校・講堂 札幌市東区北5条東8丁目
【講師】社会福祉士 登り口 倫子 氏
【参加者】98名

登り口さんは、脳性まひで生まれつきの障がいを持ち、着替え・トイレ・入浴
・ベットなどへの移動・起き上がり・寝転がりなど、生活の大半が介助が必要
な一人暮らしをしております。「あなたは、飲食業で仕事をしたいと考えてい
ます。何社も何社も面接を受けましたが、“あなたは車いす利用者なので、
仕事はできません”と言われました。あなたはどうしますか?」と、会場の
みなさんに問いかけられました。小学生になる時の進学相談で、自宅の近く
の小学校ではなく、人里離れた「特別支援学校」を進められたご自分自身の
経験をふまえてお話をしてくださいました。障がい者はなんでもして欲しい
わけではなく、自分でやりたいことやできることは人それぞれであり、様々な
人の人生を横でサポートすることで「障がい」は減っていくなどの登り口さん
のお話に、参加者は真剣に聞いておりました。